前職の仕事内容と転職のきっかけ
前職では車の販売をしていました。結構実績を出していて、新人賞とか社内の賞をいただいたりもしました。ただ、とにかく忙しくて、だいたい朝8時には出社して22時とか23時まで働いて、また次の日の朝には会社にいる。そういう生活でした。新車の展示会などで週末がつぶれるときもあって、なかなかプライベートの時間を確保することができずにいました。
24歳のときに結婚していたこともあって、家族との時間を大事にしたいという思いがありました。でも、仕事の手を抜く訳にはいかない。一生懸命仕事をがんばると、必然的にプライベートの時間を削ることになってしまい、「なんとかしないといけない」という葛藤がありましたね。
ただ、先々を考えたときに、家族を支えるために仕事をがんばるということはこれからも変わらないじゃないですか。となると、長くがんばれるかどうかがポイントになるなと思ったんです。10年後も、20年後も、家族との時間を大切にしながら仕事に打ち込める。そんな環境でがんばりたいと思って、転職を決めたんです。
エン エージェントのサービスについて
転職を決めたものの、「労働環境を改善したい」ということと「営業の仕事がいい」ということくらいしか決めていませんでした。面談で求人を紹介してもらったときも、まず目に入るのは残業がどれくらいあるのかや休みがどうなっているのかということくらい。長く働くためにはどうすれば良いのか、具体的には分かっていなかったんです。
そこで、担当いただいたキャリアパートナーの方に、「どういう営業がしたいのか掘り下げていきましょう」と言っていただき、一緒に考えていることを整理していきました。前職では、お客様の要望を受け止めて、ニーズに見合ったものを納品できたときに手応えを感じていました。工場や整備の人たちと連携を取りながら、お客様の希望をかたちにしていくわけです。それを話したときに、自分が何にやりがいを感じるのかが言語化できたんです。周囲と協力しながら、寄せられている期待に応える。そういう営業の仕事がしたいんだということがクリアになったんです。
初めての転職だったので、「本当に自分がしたい仕事ってどんなもの?」を一緒に突きつめていけたのはありがたかったですね。
今の仕事のやりがい
労働環境が改善されたので、公私のバランスが取れるようになってうれしいですね。ちゃんとお休みが取れるし、だからもっと仕事をがんばろうという気持ちになります。間違いなく長く務められるイメージがありますね。
いまは担当する分野についての理解も深まってきました。建築現場で使われる用語や製品についてもだいぶ覚えてきましたね。会社としては、みんなで協力しながら仕事を進めていこうという社風なので、本当に助かりましたね。初めは分からないことが多く、不安なので先輩に聞いたりするわけですが、皆快く応えてくれて、相談や質問がしやすい雰囲気があるので安心でしたね。
入社して1年半ほどですが、いまは後輩もいるので頼れる先輩でありたいという気持ちは強いですね。自分が新人のときに助けてもらったように、後輩のサポートをちゃんとしたい。みんなで助け合うという会社の方針を、次の世代にもしっかりと伝えていきたいと思っていますね。