前職の仕事内容と転職のきっかけ
これまで、ずっと不動産業界で働いてきました。前職は総合不動産会社で、部長として不動産の売買や賃貸の管理・仲介など、幅広く業務に携わってきました。メインは、部下のマネジメントや、賃貸アパートのオーナー様に対する空き室対策や土地活用の提案業務です。
働いていく中で、前々職に従事していた分譲マンション管理の仕事に戻りたいという想いが強まり、転職を考えるようになりました。再び分譲マンション管理のスペシャリストとして活躍したいと日に日に思うようになったんです。
というのも、ハイクラス層の分譲マンションを担当した場合、自分よりも知識や人生経験のある方と接する機会が多くなります。医者、弁護士、会計士、一級建築士の方など、そんな専門家の方々にプロとして信頼されるためには、設備概要、契約内容、条例法律、修繕費用、不動産価格、エリア特性などについて熟知しておく必要があります。加えて、経済動向や法改正など、日頃のインプットも欠かすことはできません。
自分の能力を磨き続けなければ通用しない環境ではありますが、その分知識や経験を積み上げながら成長できるので、もう一度分譲マンション管理の仕事に挑戦しようと決心しました。
エン エージェントのサービスについて
担当いただいたキャリアパートナーの方は、話し方や雰囲気に落ち着きがあったのを覚えています。その様子から誠実な印象を持ち、「信頼できる方だな」と思いました。
「分譲管理の仕事がしたい」と希望を伝えていたので、面談では私に合った求人を紹介していただきました。印象に残っているのは、新しい求人が出てきたら、一つひとつ電話で紹介してもらえたこと。キャリアパートナーと対話しながら転職活動を進めることができました。
実は他の人材紹介会社も同時に利用していたんです。そちらは、とにかく紹介してもらえる求人の量が多かったことが印象的でした。求人を紹介するメールがどんどん届くんです。中には希望に合わないものもありましたが、たくさんの求人を見ることができました。一方で、エン エージェントの場合は、私の希望と合っているかをキャリアパートナーがチェックしてくださり、「合っている」というものを提案いただけたんです。
人によって好みがあると思いますが、私にとっては、フィルターをかけたうえでの求人の紹介に、人が介在するありがたさを感じましたね。結果として、いまの会社と出会えたわけですから。
今の仕事のやりがい
入社してから1年半ほど経過しましたが、その間にMVPを受賞することができ、分譲管理の仕事に再挑戦して本当によかったなと思っています。
現在は部下のマネジメントも行ないながら、7棟のマンション分譲管理に関わっています。1棟につき約100世帯がご入居されており、関わる方も多く大変ですが、今の仕事は本当に楽しいですね。マンション管理組合の会合に出席して課題を解決したり、億単位の大規模な修繕に関してオーナー様から一任して頂けたりする時に、非常にやりがいを感じます。
今後はマンション管理士の資格を全員が保有できるように、部下をフォローしていきたいと考えています。お客さまの信頼を受けながら仕事を一任されるやりがいや喜びを、早く部下にも感じさせたいと思っています。
後押しするためには、私も成長していかなければなりません。専門紙を購読して業界動向を把握したり、改正される法律をすぐインプットしたり、基本的なことをこれからも続けていくつもりです。自分の能力を磨き続けながら、分譲マンション管理のスペシャリストを一人でも多く輩出する。そんなビジョンを描いています。