今一度、応募企業の情報確認を
さて、いよいよ明日は面接本番。ソワソワして落ち着かない気持ちもあるでしょう。そんな緊張も前日の過ごし方でずいぶんと軽減させることができます。ここでは前日にチェックすべき項目を大きく3つに分けて、確認をします。まず、最初に面接を受ける企業の情報確認です。面接を受けるまでに様々な企業の求人を見て履歴書を書いているでしょうから、頭の中にはいくつもの企業情報が混在している状況でしょう。明日受ける企業がどんな企業なのか、はっきりとしたイメージをつかめていれば、自信へとつながります。
(1)企業の事業内容
(2)企業が目指すビジネス的なビジョン
(3)あなたの志望動機へとつながったきっかけ
上記3点を中心に、あなたが事前に調べた企業情報などをまとめて確認しておきましょう。企業のホームページや求人情報などはプリントアウトしておくと、当日もすぐに確認ができて便利です。また面接の最後にする質問や、転職の理由など伝えておくべきことを整理しておくことで、不安な気持ちも和らぎます。当日に焦ったり、余計な緊張を生まないためにも、面接の準備は全て前日に準備しておくようにしましょう。
前日のうちに身だしなみの準備を
当日になってスーツにシワがあるのを発見。アイロンをしていたら朝食を取る時間もなく、慌てて家を出たら忘れ物をしてしまって…なんてことにならないためにも、当日着ていく衣類や身だしなみなど、できる範囲のことはすべて前日のうちに終わらせておきましょう。
(1)スーツやワイシャツにシワはありませんか?
(2)男性の場合、ズボンの折り目が綺麗に入っていますか?
(3)女性の場合、ストッキングの替えは用意していますか?
(4)靴は綺麗に磨いてありますか?
(5)爪はきちんと切ってありますか?
上記5点を中心に自分でチェック項目のリストを作っておくと、便利です。また髪色が明るすぎるなどといったことは、前日に気づいてもなかなか直すのが難しい場合もあります。常に身だしなみは整えるよう意識しておくことで、前日の負担が大きく軽減します。
面接を受ける企業の場所は大丈夫ですか?
企業の事業内容が頭にしっかり入っていて、きちんとした身だしなみでも、当日の面接に遅刻なんてしてしまったら全てが台無しです。
(1)企業の最寄り駅、駅からの道のりや所用時間
(2)面接の時間
(3)提出書類のコピー
(4)担当者の連絡先
上記4点をまずは確認しましょう。初めて行く企業であれば、駅からの道のりで迷う可能性も考えて所用時間を倍に考えておいてもいいでしょう。提出書類なども必ず自分用に1部コピーをするなど整理しておきましょう。履歴書など、つい面倒でコピーを後回しにしてしまうことがあります。しかし、提出した書類は面接を何回も経ていく際にないと後々困るものですから、必ず前日までにコピーを取っておきましょう。なるべく、履歴書を書いたその日のうちにコピーを取るのが理想的です。また、携帯の充電なども見落としがちなポイントです。当日連絡をしたり調べものをしたりすることもあるでしょうから、携帯の充電は必ず行っておきましょう。