業種・職種ごとに担当キャリアパートナーが豊富な知識で対応
キャリアカウンセリングを行う前には必ず、履歴書・職務経歴書をお送りいただきます。それをキャリアパートナーが事前に確認し、カウンセリングの際に記述内容に関するアドバイスを行います。企業の書類選考では履歴書よりも職務経歴書に重点が置かれることが多くあります。また履歴書では応募先の企業に合わせた志望動機を書くことがポイントです。
職務経歴書は履歴書と違ってフォーマットが自由なので、苦手意識を持たれている求職者の方も少なくありません。なかには分量が非常に少なかったり、必要な内容がほとんど記載されていなかったりというモノも少なくありません。職務経歴書の書き方に不安をお感じの場合でも、担当のキャリアパートナーが経験豊富な知識で対応します。おひとりおひとりと対面でじっくりとお話を伺い、お聞きした内容を職務経歴書に盛り込んでいただくようアドバイスをいたします。
客観的な視点で伝わりやすい書類作成をサポート
職務経歴書を書くうえでもっとも大事なのは、読む人の立場で書くこと。前職での役割や責任、貢献の度合いを率直かつ丁寧に記述していきます。失業年月などウソを書くことはもちろんNGです。ただ、事実のみの羅列ですと企業の人事担当者に伝わりづらいので、ご自分の誠実な人柄と転職への熱意が伝わるように気持ちを込めて書くように心がけましょう。
職務経歴書に求められる記載内容というのは、業種・職種によっても大きく異なってきます。たとえばエンジニアの場合、携わったプロジェクトの全体像と自身の役割をしっかりと明示することが求められます。また、事務職の場合は経験業務について具体的な記述をすることはもちろんですが、細かすぎて伝わりづらいこともあるので冒頭に「要約」をつけるのも一案になります。
さらに職務経歴書の文章量についても注意が必要です。短すぎるのも考え物ですが、ただむやみやたらに長ければよいというものでもありません。求職者の方の年代や業種・職種によっても適切とされるボリュームは異なってきますので、キャリアパートナーが豊富な経験をもとにして志望企業に合わせた適切なアドバイスを行います。
転職希望者ごとに独自のストーリーで差別化
年代によっても職務経歴書のポイントは変わってきます。たとえば20代ですと、職務経歴書に記載できる経験がまだ乏しいこともあり、「これまでの経験」に加えて「できること」「今後とりくみたいこと」「将来のビジョン」を書くことが大事になってきます。若い求職者の方は、意外にご自分の「強み」や「やりがい」に気づかれていないことが多いので、キャリアパートナーとのカウンセリングのなかで、そのことを再確認していただき、職務経歴書にしっかりと盛り込んでいただければと思います。
30代の場合、仕事の役割や求める人物像が業種・職種などによって大きく異なってきます。そのため、企業の「求める人物像」や「入社後に期待される役割」を理解し、それらに合わせた職務経歴書を作ることが重要になってきます。
職務経歴書の最後には自己PRを書くことが通例となっていますが、日本人は自己PRをすることが苦手な方が多いようで、そっけない内容になっていることがほとんどです。その点もキャリアカウンセリングで十分にお話を伺い、求職者ご自身も気づかれていないような長所やPRポイントを豊富な経験を元にアドバイスさせていただきます。弊社のサイトにも、具体的な添削例が数多く掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧になっていただければと思います。